毛糸

手編み毛糸の需要高まる

昭和三十二年秋、店内の天井まで手編み毛糸を積み上げて販売しているところ。
やっと国内でも純毛の手編み毛糸の生産が各紡績で作られるようになり、それと同時に簡単に早く編むことができる家庭編み機が売り出されたために、一編に手編み毛糸の需要がこの時期から高まった。
(写真原文通り)

写真は七間町の菊屋商店、現在の「ニットの菊屋」店内の様子。文中の通り昭和32年秋の撮影。