戦後の電気館

電気館

昭和二十年六月の静岡大空襲、そして八月、戦争という未曾有の大災害は敗戦という結末で幕を閉じた。七間町も焦土となって多くの人や物が失われたが映画文化は立ち上がっていく。

写真は終戦後に再建された電気館である。初代電気館は静岡大火で焼失し、二代目の電気館は静岡大空襲により焼失した。いわば三代目の戦後の新電気館である。この館はモダンなタイル張りのファサードが特徴である。この劇場は後の「静活文化会館」へと受け継がれていく。