桃園本店と東京屋

昭和20年代撮影の七間町、現在のリーガルのあたり

「桃園本店」は永きに渡り七間町で営業を続けた菓子舗である。写真右手に桃園菓子店の幟が見て取れる。
左の店舗は「東京屋」である。靴の販売では有名な店舗であった。
中央商店街の紺屋町等、他の町内にも店舗があった。
写真の店舗も後には改装、店舗拡張され七間町で最も大きな靴店となる。
この後、東京屋グループで静岡市内の靴売上高の半分を売り上げたという逸話も残る。

この地は現在リーガルシューズの店舗となっているが、靴の販売に関しては永きに渡る歴史がある地と言える。

昭和20年代中頃から後半の、復興から発展への道程を歩み始めた七間町の風景である。