終戦直後のエビスヤ

暗く永い戦争の時代が終わった。
昭和20年の終戦を迎え、七間町の人々も昔のように商売ができるようになる。
まだまだ貧しい時代であったが、人々はかつての自由を手にいれた。

写真は終戦直後のバラック造のエビスヤである。
右手の柱に「新しき時代の新しき洋品」というコピーがある。
店頭にはパナマ帽をはじめ、沢山の帽子が陳列されている。

終戦から約1年後の昭和21年5月撮影。