昭和二十年代の七間町、昭和通りを写した一枚。昭和通りで少年が自転車に乗って遊んでいるが、実にのどかな風景である。写真、左手後方には三輪自動車のミゼットが停車している。右手の自動車はタクシーと思われる。通りの向こう側の板塀のところはマーケットがあった。サーカスがかかったこともあったが、後に東映劇場ができた。
映画館、東映劇場は、平成にはいり静岡ピカデリーゼロになる。すなわち、現在の七間町通りと昭和通りの角地、映画館を併設した巨大なマンションの地点がこの写真の板塀の場所である。昭和20年代中頃の撮影。