吉見書店

江戸時代から七間町には注目される店が数多くあった。
明治に入ってから他の町から移転してきた店もある。
七間町に店を出したいという願いは、古くから創業者たちに強くあったのだ。

明治時代撮影の吉見書店。
吉見書店は創業明治十二年、極めて永い店歴を誇る老舗であり、かつては七間町の中で最大級の書店であった。
静岡市の書店の歴史を語る上で、必ず登場する書店でもある。
明治から平成まで店舗は営業したが、現在は貸し店舗となっている。
七間町通り、静岡伊勢丹西隣のブティックがその店舗である。

写真は吉見書店が七間町に移転する前の、呉服町二丁目の店舗である。

明治時代の撮影、撮影年不詳。